四十肩・五十肩の治療症例

症例6:1か月ほど続く肩関節から腕の痛み

患者

40代 女性

来院

2018年 7月

症状と来院理由

頚こり・肩こりがあるが、ここ1か月ほど左の肩関節から腕が痛む。来院の数日前にマッサージ治療を受けてその時は少し楽になったが、翌日からまた痛みが出るので以前に鍼灸院で治療を受けて楽になった経験があったのを思い出し、インターネットで当院を見つけ、ネット予約を使い来院された。

 

★解説イラストは裸モデルを使用していますが、実際は衣服は着用しています。

治療内容と経過

肩を挙げる、回す動作で痛みが出るとの事だったので詳しく調べると、屈曲が正常の70%・外転が60%程の可動域であった。

ポイントとなる個所を触診すると反応があったため、腰・足のツボに鍼をすると、屈曲は95%・外転は90%程にまで可動域が広がった。回す動作で気になる個所を確認し、背中のツボに鍼をし楽に腕が回せるようになった。

2週間後に来院。屈曲は問題なかったが、外転動作にやや違和感があった。しかし今日は肩こりの方が気になるとの事。

左右の足のツボに鍼をすると、外転は100%となる。肩こりの箇所を確認し、手・肩・臀部・背中のツボに鍼をすると肩こりも楽になったので、治療終了とした。

使用した主なツボ

志室L 申脈L T2(1)L 玉陽R 精霊L 巨骨L 大臀L T4(3)

※上記のツボは1度の施術で使用したわけではありません。  

通院期間及び治療回数

治療期間:2週間、治療回数:2回

まとめ

肩関節の症状は1か月ほど前からで、可動域制限もそれ程酷くなっていない状態で治療が開始できたので、早期に改善することが出来た。四十肩・五十肩は動作で関節の痛みの方に意識が行ってしまうが、可動域を改善するように治療すると痛みも早く引く。

症例5:腕の痛みから始まった四十肩

患者

40代 女性

来院

2018年 5月

症状と来院理由

今年の初めころからうっすら腕に痛みを感じるようになり、徐々に肩にまで痛みが出るようになってきた。4月に整形外科でX線検査をしたが骨には異常は無く、四十肩と診断を受ける。整形外科でのリハビリや整体に行ったがなかなか変化がなかったので、インターネットで当院を検索しネット予約から来院された。

★解説イラストは裸モデルを使用していますが、実際は衣服は着用しています。

治療内容と経過

腕から肩の痛みの出る動作は、腕を後ろ(背中)に回す・後ろの物を取ろうと手を伸ばした際に出る。他に動きを確認すると、屈曲・外転動作にもやや可動域に制限があり痛みを伴う。

陽性動作から腰のツボと骨盤のツボに鍼をすると、屈曲・外転が共にスムーズに出来るようになった。更に背中のツボに鍼をすると、腕を後ろに回す動作がやや楽になり初回の治療を終えた。

2診目では痛みの出る位置がやや変わっていた。また服の脱着で痛みが出る。

3診目で屈曲動作での可動域制限は消失。

4診目で外転動作での可動域制限も消失。治療後は腕を後ろに回す動作もかなり楽になり、日常生活での支障はあまり無いと判断し、この日で治療終了とした。

使用した主なツボ

志室R 地天R 申脈R C5(1)R T3(1)R T4(1)R T4(1.5)R 内谷R 足太陽R 巨骨R 精霊R 魚際R 飛揚R 

※上記のツボは1度の施術で使用したわけではありません。  

通院期間及び治療回数

治療期間:4週間、治療回数:4回

まとめ

今年の3月まで手をよく使う仕事をしてみえたそうで、手の疲労が徐々に蓄積され肩関節から胸椎にまで広がり四十肩となった症例。症状が出始めてから治療開始にまで5か月以上経っていたが、順調に回復した。四十肩・五十肩は症状が出始めてから、治療開始まで期間が開いてしまうことが少なくない。症状が出だして数週間経過しても痛みが変わらず、むしろ悪化していくような時は自然治癒するには、相当な期間を要す。長い時は数年かかるものもある。四十肩・五十肩は特に早期に治療を開始することが重要である。

症例4:仕事で手をよく使い、荷物を持ってから痛みだした肩の痛み

患者

50代 女性

来院

2018年 5月

症状と来院理由

4月末に新幹線を使い1泊で息子さん家族宅へ出かける用事があり、その際に多くの荷物を持っていった。帰る際も荷物が多く、その翌日くらいから右の肩関節に痛みが出るようになった。数年前に酷い左の五十肩の経験があり、今回もひょっとしてと心配になり早めの治療をと思い来院歴のある当院へ来院された。

★解説イラストは裸モデルを使用していますが、実際は衣服は着用しています。

治療内容と経過

問診でどの動きで肩に痛みが出るか尋ねると、ふとした動作で痛みが走るのでどの動きかははっきりわからないとの事。動作チェックをしてみると、手を挙げる動作や横に開く動作は問題無かった。もう少し細かい動きを確認すると、ひねる動きで痛みがみられた。頸椎・胸椎を触診し、首と背中のツボに鍼をすると動きが楽になる。

10日後に来院された際は、痛みの位置が変化していたので背中のツボを変更し施術すると、症状が楽になった。

その1週間後に来院された際は、手を挙げる動作とねじる動作で痛みがるが、可動域は問題ない。手の甲のツボと背中のツボに鍼をした。

2週後に来院された際は肩の動きはやや残る程度で、ほぼ問題なかったのでその日で治療終了とした。

使用した主なツボ

C5(1)R T6(1)R T7(1)R T2(1)R T3(1)R 精霊R T3(1.5)R T4(1.5)R 外谷R

※上記のツボは1度の施術で使用したわけではありません。  

通院期間及び治療回数

治療期間:4週間、治療回数:4回

まとめ

問診で得た情報の中で3月から4月にかけ仕事が繁忙期で、PC作業と字を書くことが多かったとの事。その為に頚肩部から胸椎にかけての疲労が蓄積された中で、荷物を持った事が引き金になって起きた五十肩の症状であった。

症例3:転倒後から腕が痛み動かしづらい

患者

70代 女性

来院

2017年 11月

症状

今月の上旬に転倒して(来院は11月下旬)、右の腕・腰・足を打撲した。直後はそれほど気にならなかったが、徐々に痛みがでてきたが日にちと共に治まってきた。先週末にゴルフに行って翌日から肩から腕の痛みが再び出てきて、腕が動かしづらい。当院への来院歴のある方が電話で予約され来院。

★解説イラストは裸モデルを使用していますが、実際は衣服は着用しています。

治療内容と経過

痛みの箇所を確認すると、右の三角筋の中央辺り。圧痛はあまりないが、肩の屈曲・外転動作で痛みが出て、可動域制限も若干見られる。他に反応点が無いか確認すると、右後頚部にも反応があった。

まず肩関節の軸を調整するために、右後頚部のツボと右足首のツボに鍼をすると、可動域制限が無くなり、肩関節の痛みが楽になった。

他に痛みの出る動きが無いか確認すると、肩関節内旋動作に違和感があったので胸椎の反応を確認し、背中のツボに鍼をすると、内旋動作が楽になった。

この時点で肩関節の違和感がすべて消失したので、治療を終了とした。

使用した主なツボ

C5(1)R 申脈R T2(1)R

まとめ

転倒をして腕・腰・足を打撲し、そこから連動の乱れが生じ起こった症状。痛みが引いてきたところにゴルフに行かれ、更に全身を使ってしまい症状が再発してしまった。炎症は無かったので、連動の乱れを整えるよう鍼治療をしてすぐに症状は改善できた。転倒後の後遺症にも、動きを整えることが完治への近道である。

症例2:乳がんの手術後から腕を動かすと傷口が突っ張って動かしづらい

患者

40代 女性

来院

2017年 10月

症状

今年の9月に左乳がんの手術をしてから、腕を動かすと手術の傷口(脇の辺り)が痛み腕をあまり使わないようにしていたら、徐々に腕が動かしにくくなった。また両肩のこりもあり、特に左が気になる。当院の来院歴がある方が予約を取られ来院された。

★解説イラストは裸モデルを使用していますが、実際は衣服は着用しています。

治療内容と経過

<1診目>

肩上部を触診すると、どちらの肩もガチガチにこっていて、自覚症状通り左の肩がよりこっている。次に左腕の動きを確認すると、肩関節の屈曲・外転の動作がつらい。首の動きを確認するも、特に問題は無かった。

まず両肩のこりを緩めるために、そこを緩めるための反応点を何ヶ所か確認し、両足首のツボに1本ずつ、左の下腿のツボに鍼を刺したままで10分休んでいただいた。10分後鍼を抜き、両肩を確認すると両肩の緩みを患者さんと共に確認できた。

次に左腕の動きをよくするために、左の腰のツボと、骨盤のツボに鍼をして腕の動きを確認すると、最初より突っ張りが減り腕が楽に動かせるようになった。更に腕の動きを確認すると、肩関節の外旋動作が気になったので、背中のツボに鍼をして動きを確認するとスムーズに動かす事ができたので治療を終えた。

<2診目>

11日後に来院。腕の動きはかなり改善できたが、やや残りがある。肩こりも楽になったがまだ残りがある。

まず腕の動きを確認し、足首・背中のツボに鍼をすると腕の動きは問題なくなった。次に残りの肩こりを緩めるため、左の足首のツボに鍼を刺したまま10分休んでいただき、肩こりが改善されたのを確認し治療を終えた。

使用した主なツボ

<1診目>三陰交L・R 外丘L 志室L 地天L T3(1)L

<2診目>申脈L T3(1)L 三陰交L

まとめ

手術後の傷口が突っ張る症状だったが、傷口に治療(鍼)をするわけでなく、腕の動きを整えるように治療をして改善された症例。「痛いから動かせない」と考えがちだが実際は「動かせなかったから痛い」から起こった症状。こういう場合は動かせなかった症状を動くように整えれば痛みは自ずと楽になるものである。

また肩こり症状も伴っていたが、乳がんの既往歴もありホルモンバランスから起きていたものである。その証拠に、三陰交の圧痛が予想を超えて強く出ていた。肩こりの症状は様々な原因で起こるので、今後もどこが原因で起こる肩こりなのかしっかりと見極めたい。

症例1:ゴルフのスイング後の肩の痛み

患者

60代 男性

来院

2017年 8月

症状

趣味でゴルフを週1回から多くて2回ほどするが、3ヶ月ほど前からゴルフのスイング動作で左肩関節が重く感じる。最近ではゴルフ以外の日常動作でも支障が出てきて痛みがあり、趣味のゴルフの回数を控えて様子を見ていたが一向に治まらない。

ゴルフ直後や、仕事の合間にマッサージに通ったが症状は変わらず、当院の来院歴のある方の紹介で来院された。

 

治療内容と経過

肩関節の状態を確認すると、肩関節後面にやや圧痛があるが腫れ・熱感はない。肩関節の可動域を調べると、屈曲・外転・外旋動作に可動域制限がある。

また首・肩こりもあるそうで、顔を左後ろに向く動作で首肩に痛みがある。

ゴルフのスイングを多くする事により胸椎に問題があると考え、鍼を首・足・背中・手に1本づつし、その都度動きがよくなった事を確認する。

来院時の可動域制限がほぼ無くなったので治療を終えた。

症状が残っていたら来院していただくようお伝えしたが連絡は無く、紹介していただいた方からその後も調子がよかったとお聞きした。

使用した主なツボ

C5(1)L 申脈L T7(1)L 後谿L 

まとめ

ゴルフのスイングが多く、胸椎に一定方向の回旋が多くかかった為の五十肩様症状だった。

1回のみの治療でほぼ症状が取れたのはよかったが、五十肩はそこまでうまく行く事ばかりではないので、今回の事で浮かれず日々精進したい。

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