首・肩のこり(頚腕症候群)の治療症例4を追加しました。

症例4:常に右の首から肩にかけてこる

患者

50代 女性

来院

2017年 11月

症状

常に右の首から肩にかけて重い感じがあり、疲れが溜まってくると重い感じから痛みに変わる。アレルギー性の鼻炎があり、右の方が症状が重い。既往歴として昨年に子宮摘出のOPEを受けている。

当院へ来院歴があり、5ヶ月ぶりに来院された。

治療内容と経過

首から肩を触診すると、やはり右側に強いコリが見られた。中でも、右首の中央辺りが盛り上がっている感じがした。次に首の動きを確認するも、どの動きも右側が重い感じがするが、特別動きが悪い感じではなかった。

首の反応点と鼻炎症状もあることから、まず右手の甲のツボに鍼をすると右首の盛り上がった感じが大分引いた。

次にお腹の反応を確認するために触診すると、中央辺りと下腹部(子宮のOPEの痕)に強い張りが見られたので、両足首のツボと右腕のツボに計3本鍼を刺したまま10分休んでいただくと、腹部の緊張が取れ、肩の張りが緩んだのを患者さんと確認できた。

この時点でまだ首に違和感があるとの事だったので、改めて首を触診し残りのコリの箇所をみつけ、そこを緩めるために右肩甲骨内縁にあるツボに鍼をすると残りのコリが緩み、違和感がなくなったので治療を終えた。

使用した主なツボ

項強R 三陰交L・R 四瀆R T3(4)

まとめ

肩こりには様々な原因が複雑に絡み合って起こる事が多い。こっている箇所のみに鍼をしても一時的に筋肉は緩むが、原因点にアプローチできていないためすぐに再発する。今回の症状は、鼻炎の反応・首と背中の連動の狂い・お腹の張り・更には子宮OPE後の反応と、4個の原因が複雑に絡み合って起こっていた。

反応点には一切鍼はしていないが、原因点にアプローチをし効果を患者さんと共に確認できたので、患者さんが驚いてみえた。

 

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