症例9:ロードバイク(自転車)から落車し、翌日から上を向けない

ロードバイクから落車して、翌日から上を向けないの画像

患者

40代 男性 一宮市在住

来院

2019年 2月

症状と来院理由

2日前にロードバイクの競技中に落車し、左の肘を強打した。直後は強打した箇所が痛んだが骨折は無いと判断して持っていた痛み止めを飲み競技を再開し、何とかゴールをした。翌日から首の強い痛みが出て、殆ど上を向くことが出来なくなってしまった。痛み止めを飲んでも症状は変わらず、翌日も痛みが続いたので来院歴のある当院へ電話予約から来院された。

施術内容と経過

痛みの出る動作を確認すると、殆ど上を向くことが出来なかった。触診をすると患部に広い範囲で圧痛も見られた。圧痛の個所と動きから、肩甲内縁のツボを確認すると顕著な硬さがみられたので鍼をすると、やや上を向けるようになる。もう一度患部を触診すると1カ所ポイントで圧痛が残っていたので、手のツボに鍼をすると圧痛が減少した。

ここで首の動きを確認すると、最初より上を向けるようになり、痛みは10→6くらいになる。更に胸椎を確認し手のツボと背中のツボに鍼ををすると、大分上を向けるようになり、痛みものこり2くらいになったので、数日様子をみて、残りがある際は連絡いただくようお伝えして施術を終了した。

使用した主なツボ

T5(4)L 六谷L 六谿L T7(2.5)L

使用したツボの位置の画像

施術期間及び施術回数

施術期間:―、施術回数:1回

まとめ

ロードバイクからの落車で肘を強打した際の衝撃が、頚椎・胸椎に伝わり起きた症状。打撲した患部から伝わる衝撃の痛みは、直後よりも翌日以降の方が多く出る。例えば、交通事故後のムチウチ症状は典型的な症状である。こういった場合、症状のある個所に鍼やマッサージをすると逆に症状が悪化してしまう事が少なくない。症状の原因となる個所を的確に見抜き施術すると早く改善でき、悪化することもない。

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