症例3:以前から膝が痛み、大掃除後から痛みが悪化

膝が正座・内側を伸ばすと痛む説明画像

患者

60代 女性 一宮市在住

来院

2019年 1月

症状と来院理由

右膝の内側が去年から痛みがある。2018年5月に整形外科を受診した際に、X線検査で変形性膝関節症と診断をされた。そのまま痛みは引かず12月に大掃除をしてから、痛みが強くなってしまった。当院へ来院中のお母様からの紹介で来院された。

施術内容と経過

どのような時に膝の痛みが気になるか確認すると、正座や、正座を崩した姿勢(膝の内側が伸びる)で痛み及びツッパリ感が出る。歩行・階段では症状はあまり気にならないそう。

触診をすると腰部・臀部・膝裏のツボに強い緊張が見られたため、その箇所に鍼をすると正座が出来るようになったが、内側のツッパリ感が残る。背中の緊張が影響していると考え、背中のツボに鍼をすると、ツッパリ感が無くなった。

改めて膝痛が出るか確認していただくため色々動いていただくと、「今日は痛くないのかな…。」と不思議そうにして痛みが出ていない様子を確認し施術終了とした。

後日お母様が来院された際に状態をお聞きしたら、膝痛は殆ど無くなったとの事。

使用した主なツボ

気海兪R 内眼裏R 膝根R T9(1.5)

施術期間及び施術回数

施術期間:―、施術回数:1回

まとめ

大掃除をした事によって、背部から腰臀部・下肢に筋疲労がたまって起こった症状。変形性膝関節症と診断を受けると「膝痛=骨の変形が原因」と考えてしまう。もちろん骨の変形は原因の1つではあるが、それ以外にも背部・腰部・臀部・下肢など、あらゆる個所の緊張で膝痛は起こる。緊張を鍼で緩めると、変形性膝関節症と診断を受けた症状でも改善する事は少なくない。