症例3:突然気持ちが悪くなり、強い吐き気が出る。

動けなくなるほどの気持ち悪さと吐き気の画像

患者

40代 男性 一宮市在住

来院

2019年 1月

症状と来院理由

来院の3週間ほど前に、急に気持ちが悪くなり強い吐き気が出て動けなくなる。1度は東京出張中に発症し、救急車で運ばれた。血液・心電図・X線・腹部超音波などの検査を行ったが、どれも異常は見られなかった。日によって症状の強さに波はあるが、週1回は動けなくなるほどの強い症状に襲われる。病院では酔い止めと痛み止めが処方されるのみでこれ以上処置が無く困っていたところ、当院へ来院中の親御さんに紹介され来院された。

施術内容と経過

問診で症状が出るきっかけがあるか確認すると、仕事の疲労・子供さんの受験・寝不足が続いた等があるが、直接の原因かはハッキリしない。触診で腹部の強い緊張がみつかり、その緊張が原因の一つと考えた。手と・足のツボに鍼をすると、腹部の緊張がやや緩む。更に緊張を解くため腕・背中のツボに鍼をし、更に腹部が緩んだ事を確認し施術を終えた。

5日後に来院された際に間の状態を確認すると、夜しっかり眠れ、治ったかくらいだったが徐々に状態は戻ってきた。強い症状が出た時の状況を改めて確認すると、運転中や座っている時との情報が得られ、臀部の緊張を確認し鍼をすると、腹部がさらに緩みが出た。

同様の施術を続け、4度目来院時にはほぼ症状は治まっていた為、施術終了とした。

使用した主なツボ

合谷L・R  三陰交R 四瀆R T4(4)L・R 胞肓L・R 秩辺R

※上記のツボは1度の施術ですべて使用した訳ではありません。

施術期間及び施術回数

施術期間:2週間、施術回数:4回

まとめ

様々な緊張が続き、腹部の柔軟性がなくなり起こった症状。また仕事上座位が多く、臀部が緊張すると腹部の緊張を招いてしまう為、更に状態を悪化させてしまった。腹部の緊張を解き、臀部の緊張も同時に解いたことで改善スピードが早まったと考えられる。

この様に病院で様々な検査をしても異常が無いが症状がある場合、鍼灸施術で症状が改善する例は少なくない。