症例16:立っていると痛みが出る腰痛と腹部の違和感

立っていると痛みが出る腰痛と腹部の違和感の鍼灸施術症例画像

患者

60代 男性 稲沢市在住

来院

2018年 6月 

症状と来院理由

6月になってから、仕事で立っている時間が長くなると左の腰に痛みが出てくるようになる。酷い時には腰から下肢にかけて症状がある。お腹の調子もあまりよくないので内蔵から症状が出てきていると心配になり、以前奥さんが当院に通院していた為、奥さんからの紹介で来院された。

施術内容と経過

立っていて腰が痛みだすのは2時間くらい経過してとの事なので、この場では再現ができなかった。痛む動作がないか確認すると、前屈・後屈で腰痛の症状がみられた。お腹も気になってみえる為腹部を触診すると、上腹部に違和感がある。

お腹の違和感の調整の為ふくらはぎのツボに鍼をして、数分後再び腹部を触診すると、押さえた際の違和感が激減。この時点で腰も軽くなったと患者さんは言ってみえるが、更に良い状態にするため、左の大腿裏のツボと膝のツボに鍼をすると、前屈・後屈の痛みが全く無くなったので施術を終了とした。その後痛みが再発したら連絡いただくようお伝えしたが、連絡はないため完治したと思われる。

使用した主なツボ

築賓L 殷門L 委中L

施術期間及び施術回数

施術期間:―、施術回数:1回

まとめ

現在の立ち仕事が16年続いているそうで、下肢の緊張から腰及び腹部の症状が出た症例。腰の痛みと下肢の緊張は密接な関係があり、また腹部の症状も下肢の緊張と密接な関係がある。今回の症例ように患部の腰や腹部に鍼や灸をするのではなく、原因点の下肢の緊張にアプローチできた事が、1度の施術で改善することが出来た。