腰痛・ぎっくり腰の治療症例12を追加しました。

症例12:原因がはっきりしないぎっくり腰。

患者

40代 女性

来院

2018年 2月

症状

数十分バスに乗っていて、降車して歩き出すと左の腰に違和感を覚える。その後徐々に痛みが強くなり、腰全体がズキズキ・シクシクしだして次第に動けなくなる。翌日が日曜日だったので、1日安静に過ごしていたが痛みは変わらなかった。

翌日になっても痛みに変化が無いので、急遽電話で予約を取り来院される。

治療内容と経過

痛む場所は腰全部との事だが、細かく探るとやはり最初に違和感があった左腰下部から殿部にかけてが強かった。動きで痛みがあるか確認すると、前に倒す動作は問題ないが、腰が伸びきる直前くらいから後ろ反らしが痛くて出来ない。

やや炎症性の症状と動きから胸椎に問題があると考え、手のツボに鍼をし数分休んでいただくと、最初より腰が伸ばしやすくなるが、まだ反らす動きが怖いので下腿のツボに鍼をすると、反らす動きが怖くなく出来るようになる。

この時点で痛みの場所を確認すると、腰下部と骨盤の境目辺りの奥に痛みが残る。そこから殿部のツボと足の甲のツボに鍼をすると、来院時の痛みを10とすると2くらいまで減ったので治療を終了とした。

1週間後に来院され、やや残りの痛みがあったので同様の治療で完治した。

使用した主なツボ

後谿L 玉天L 大殿L 大腰L

まとめ

原因がはっきりしないぎっくり腰だったが、この患者さんは元々冬に弱く寒さから体が強張っていたことに加え、バスに乗っていた時の姿勢や、降車する際の段差で負担がかかった可能性がある。原因がはっきりしていた方が治療しやすいのは言うまでもないが、原因が分からなくても動きの問題から原因が特定できる。

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