腰痛の治療症例8を追加しました。

症例8:かがむ動作で起こったぎっくり腰

患者

40代 女性

来院

2017年 11月

症状

来院の1週間前に、ふとかがんで腰に痛みが走る。特に左側が痛む。安静にしていて徐々に痛みは引いてきたが、2日前から急に痛みが増してしまう。当院の看板を見て来院された。

治療内容と経過

<1診目>

腰は前屈・ねじり・歩行の動作が痛みが出る。また座っていても痛みがある。仕事内容を確認すると、立ったままでの作業がかなり多い時間をしめ、座って足を動かす作業もあるとの事。

まず左足のツボに鍼をして前屈を確認すると、前屈がかなりしやすくなる。次に腰の痛みのある場所を押して圧痛があることを確認し、膝のツボに鍼をしてそのまま10分休んでいただく。その後圧痛の場所を確認すると、先程より圧痛が減った事を確認できた。座って左に重みをかけると痛みが残っていたので、胸椎と臀部に問題かあると考え左のスネのツボと臀部のツボに鍼をしてもう一度同じ動作を確認すると痛みが減ったので、その日の治療を終えた。

<2診目>

3日後に来院され、腰の痛みは残り3割程。じっとしていると右の腰が痛むようになったとの事。痛みの場所を確認し、スネのツボに鍼を2本刺したまま10分休んでいただく。その後右腰を押しても痛みは無かった。他に痛みがないか腰の動きを確認すると、前回と同じ前屈と座位で左腰が痛むので、足のツボと肩のツボに鍼を3本刺し動きが問題なく出来るようになったので治療を終えた。

使用した主なツボ

<1診目> 殷門L 陰谷L 陽輔L 脾柱L

<2診目> 足三里R 上巨虚R 肩参L 殷門L 陽輔L

まとめ

今回はかがむ動作がきっかけで起こった腰痛だが、仕事の立ち作業・座位での足を動かす作業の疲労の積み重ねが原因で起こった腰痛である。腰が悪いとそこが原因と考えがちだが、腰の動きと下肢の連動が乱れ起こる腰痛は少なくない。実際に下肢の緊張は強く、膝も痛くなるとの事だった。