腰痛の治療症例10を追加しました。

症例10:雪道で転倒し腰を強打してから、腰が痛く動きづらい

患者

50代 男性

来院

2017年 12月

症状

千葉県から出張で名古屋市に来ていて、1週間前に岐阜県の高山市へ泊まりで出張へ行っていた際に、雪道で滑って転倒し、左の腰から臀部を強打した。その際に、打撲したところに機械をぶら下げていて、転倒時に余計に食い込んだ感じがした。直後から激しい痛みに襲われたので骨折を疑い、整形外科へ受診しX線検査をしたが、骨折はなかった。痛み止めの薬と湿布薬を処方されたが、一向に痛みが引かなかった。2日後からまた高山市へ出張があり、このままでは仕事にならない為少しでも痛みが引けばと思い、過去に鍼灸治療で腰痛が改善した経験を思い出し、ネットで検索し当院へ来院された。

治療内容と経過

痛みの箇所を確認すると、腫れは無いが圧痛がある。腰の動きを確認すると、前屈・ねじり動作で痛みが強く出る。ベッドへ横になる動作、着替えでも「いてて…。」と声を出してみえてかなり辛そうな様子。

まず、打撲した箇所に炎症の残りがある可能性も否定できないため、消炎目的で手のツボに鍼をして10分休んでいただいた。その後圧痛があった箇所を確認すると、やや圧痛が減っていた。

次に前屈動作が殆ど出来ない状態だったので、前屈動作の連動している反応点を確認し大腿裏のツボと下腿のツボに鍼をし再び前屈動作をすると、膝までも届かなかった前屈がスネの中央辺りまで届くほど前屈が出来るようになった。

更にねじの動作を改善させるため、下腿のツボに鍼をするとねじり動作がしやすくなる。

ここで現在の症状を確認すると、腰上部が気になるとの事だったので下向きで寝ていただき腰の気になる所を確認し、下腿のツボに鍼をし数分休んでいただき、仕上げに腰に鍼をした。

まだ動作時に痛みはあるが、治療前と比べて可動域はかなり改善できた。また、治療後の着替えの際は声を出さずに普通に着替えてみえたので状態は随分良くなったと思われる。

使用した主なツボ

後谿L 殷門L 玉人L 光明L 委陽L 三焦兪L

まとめ

転倒と更に打撲箇所に機械があり、その機械が食い込んだ事により症状をより悪化させてしまった。鍼をした殆どが下腿のツボだったことから、転倒の際に足も同時に打撲かひねった可能性が考えられる。

電話予約の際に、「雪道で転倒して腰が痛い」と聞いてある程度の予測はしていたが予測していたより状態が悪く、お断りしようか迷う状態だった。だが諦めずに治療をし、完治とはいかなかったが、ある程度状態を良くでき安心できた。ただ、患者さんの状態によってはお断りをしないといけないような状態の方もあるはずなので、しっかりと見極める様心掛けたい。

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