神経痛・しびれの治療症例2を追加しました。

症例2:帯状疱疹後の首の痛み

患者

30代 男性

来院

2017年 9月

症状

8月の中旬頃から左の首から頭部にかけて痛み、数日後疱疹が出てきて痛みを伴ったので約2週間後に病院へ受診し、帯状疱疹と診断された。

抗ウイルス薬を1週間服用し、疱疹の進行は止まったが首の痛みが残り鎮痛剤を処方され服用しているがあまり効果がみらず、何か他に治療法がないかネットで検索していたら帯状疱疹の後遺症に鍼治療が良いとあり、当院のホームページを見て来院された。

治療内容と経過

<1診目>

問診でどういう時が痛みが強いか確認すると、顔を左後ろへ向ける動きで左の首から肩が痛く殆ど後ろに向けない状態であることが分かった。

また首の横から咽にかけても痛みがある。疱疹の残っている頭部は少し痒みがある事から、手のツボに鍼を2本刺して10分休んでいただいた。

その後首の動きを確認するとかなり首を動かせるようになり、10あった痛みが3~2までになった。

他に気になる動きがないか確認すると、頭を右に倒す動きで左首が痛むのと、左首の後ろがこる感じがある為、足のツボに1本、背中のツボに2本鍼をして再び状態を確認すると来院時よりかなり症状が楽になったためその日の治療を終えた。

<2診目>

6日後に来院され状態を確認すると、痛みは10→3~2のまま変わらずやはり顔を左後ろへ向ける動きで左の首から肩が痛む。また頭を右に倒す動きで左の首筋が痛み、他の症状として右の肩こりが気になるとの事。

胸椎を確認し手のツボに鍼を2本刺し首の動きを確認すると、痛みはほぼ無くなる。

右の肩こりの場所を確認し、手のツボに1本、足のツボに1本、腰のツボに1本鍼をして右肩こりの場所を確認すると緩みが出て、症状も消えたので治療を終えた。

その後念のため次回の治療予約を取られたが、症状が無ければ予約をキャンセルしていただいていい事をお伝えし、数日後に電話をいただきそのまま状態がよかったので予約をキャンセルされた。

使用した主なツボ

<1診目>後谿L 合谷L 陽輔L T4(3) T6(3)

<2診目>後谿L 内谷L 四瀆R 漏谷R 仙稜R

まとめ

帯状疱疹の発症から抗ウイルス薬を服用するのに2週間空き、神経痛の後遺症が長引く事も予想できたが、帯状疱疹の発症からは1ヶ月以内で鍼治療が出来たので2回の治療で完治できたと思われる。

神経痛の後遺症でも、動きを整える事で治癒できるよい症例となった。